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脚本家は、肉が好き。

独裁者。

投稿日時:2009/11/25(水) 11:46

2日。

2日空白があると、何を書いていいか分からなくなりますね、ブログって。

このたびは、自分を見つめ直しておりました。

37歳にもなって、そんな日々も必要なわけです。



一方で腰痛が治らないのは、

肉ばかり食ってるからでしょうか。

$脚本家は、肉が好き。


チャップリン「独裁者」を観てから、

少しだけチャーリーについて調べてみたんだけれど、

気が付いたことがありまして。



彼が映画を作っていたアメリカ、あるいは生まれのイギリスでは、

彼の映画は「爆笑コメディ」と宣伝されてました。

しかしここ日本では、宣伝文句が、

「煩悶悲哀」とか「淋しき」とか「泪隠して」とか。



喜劇と銘打ちながら、どこかに哀愁を求め「すぎる」フシがあったようで。


これは日本人の特質かもしれない、という仮説。

「面白うて、やがて悲しき」とかね。


あんなに面白い伊東四朗一座ですら、伊東四朗さん本人の役所は、

悲しい。

$脚本家は、肉が好き。


あるいは僕らでも、

たいていのコメディに悲哀を混ぜて作ってしまうし、

それが当たり前だと思っている。


あるいは、喜劇とは悲哀なしには作れないものなのかもしれないが、

どうも作ってるこっちとしては、

ついつい「クセで」哀しみをじゃんじゃんと入れてしまうのだ。


初めに鳥を煮込んでおいた水炊き鍋に白菜をどかどか入れるみたいに。

「俺、白菜好きなんだよね」

と嬉しそうに食っているが、

そもそも食べたいのは鳥ではなかったのか。



つまりは、

喜劇には悲哀を入れるということが正解だと

「思い込んでいる」フシがあったのではないか、

と自分に問うたわけです。




肉ばかり食っていると野菜を食えと言われるが、

野菜ばかり食っていても肉を食えとはあまり言われない。

しかし人間は肉でできているんだぞ!

と俺は言いたいわけだ。

$脚本家は、肉が好き。
↑この画像は便利である



とか言いながら、言ってみただけで。

今後もまったく変わらずごった煮鍋を作っていこうと思っておりまする。



そんな記念日。
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