脚本家は、肉が好き。
わたしがあなたにかれを。
投稿日時:2009/08/14(金) 00:04
とあるアメリカ映画の脚本を読んだ。
で。気付いたこと。
・アメリカ英語は、台詞が長い(名詞が少ないから、文章の「数」が増える)。
・逆に、短い台詞での表現が豊富(動詞を使うから)。
・文字数が多い。意外とみなよく喋っている。つまり会話のテンポがいい(これは演技論になる)。
それはつまり、こういうことではないか。
日本語は英語に比べて、ある事象を言い表すのに必要な文字(発話)数が、少ないのではないか。
英語は動詞を中心に文章を構成するが、日本語の文章では名詞が重要な意味を持つ。
(英訳するときに、よく、名詞を動詞に置き換えろと教えられた)
(舞台演出するときは、名詞だけは滑舌よく発声せよと言う)
日本語の名詞は、漢字(熟語)という多大なる情報量を持った記号を使うので、
あることを表現するのに、使う文字数が英語より少なくて済む。
だから日本映画台詞の数が少なくて済むのではないか……。
という推論。
あと、アメリカ映画は会話のテンポが速くて心地良いが、
あれは俳優訓練の成果だろうか(という勝手な推論)。
ちなみに、
日本語に主語と述語(私が、君を、彼に、など)が省略されるのは、
日本語に敬語があるからです。
敬語を使えば、誰が(主語)誰に(述語)喋っているかが本人にも第三者にも明確なので、
主語と述語が不要になるのです。
英語(ヨーロッパ語族)は敬語があまりないので、主語と述語が「必要」なのです。
ちなみに、世界には敬語のある言語の方が圧倒的に「多い」そうだ。
世の中にはエアコンだらけで、
クーラーというものはもうほとんど作ってないことを知って衝撃を受けた岡本でした。
エアコンって、もっと格好良くならんのですか。
部屋に飾りたくなるようなエアコンをぜひ作ってください。
そんな記念日。
記事タイトル:わたしがあなたにかれを。
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