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脚本家は、肉が好き。

青い草。

投稿日時:2009/08/18(火) 15:13

みなさんご回答ありがとうございます。

めちゃくちゃ面白かったっす!

ブログってのは、みなさんとともに「育てて」いくものなんですね~。

もうお一人お一人と喫茶店に入って会話したいくらいです。

カフェはダメです。喫茶店です。

頑固で無愛想なくせに客の話に聞き耳を立てているマスターがいるのです。

バラの形の角砂糖は二つです。

脚本家は、肉が好き。
♪カントリ~




我が両親は、まったくの音楽音痴で、

父はいまだに演歌しか聞きませんし、

僕が音痴なのは、母親が音痴だからです※。



そんな、音楽もスポーツも興味がない両親に育てられてこんな退屈な大人が1人出来上がってしまいましたが、

血は争えないのです。



演歌しか聴かない父親が、唯一、好きなジャンルがありまして、

それは「ブルーグラス」です。

いわゆるカントリー。アメリカ開拓時代の白人音楽ですね。


僕はあれのどこがいいのか、何がいいのかさっぱり分かりませんでした。

アメリカの演歌みたいなもんですからね。

手拍子は表(おもて)拍で取るし。



そんなこんなで、僕は高校からロックバンドを始め、

まったくカントリーなんて聴いてすらいませんでした。
(父も、聴き始めたのは僕が東京に出てから)

なのに……。



気が付けば、フラット・マンドリンを探している。

気が付けば、ロックと言っても「ルーツ系」ばかりのCDが家に溜まっている。

白人音楽ばかりを聴いている(ジャズもヒップホップもR&Bも肌に合わない。ブルースもクラプトンだけ)

ギターもスライドプレイが好き。


そして、ついに出逢ってしまったのであります、隊長!


脚本家は、肉が好き。
アリソン・クラウス&ユニオン・ステーション



これは、洒落にならんですたい。

歌が上手い。

声がいい。

顔が綺麗。

全員上手い。

ドブロ・スライドが上手すぎる。


映画「O'Brother」のあの歌の方なようです。



米国では知らない人はいないようなアーティストやプレイヤーで、

僕ら日本人は全然知らないすごい人が、アメリカにはゴロゴロいます。

人口がたったの2倍でしかないのに、この差はなんだろうと思ったりします。




いや、そんなことよりも。



「好み」は遺伝するのだという事実に驚いたのです。



カントリーは、「聞いて育った」わけではないです。

ほとんど聴いたことすらありません。

なのに……。

なんでこんなハマってんだよ俺。



「いい歳してからハタと気が付けば、親と同じ好みを持っていた」というの、ありますか?記念日。




※親が音痴だと、子守歌が音痴になり、それを聞いて育った子供も音痴になるというのは、科学的に証明されています。僕は、中学3年生の時の音楽の授業で歌唱テストで歌わされたときに、クラス中が爆笑したことで自分の音痴に気が付きました。自分の出す音がBGMに乗っているかどうかすら分からなかったんです。これは、ギターを初めて数年目で音階を理解した頃にやっと分かったことでした。「うわ、俺めっちゃ音痴やん!」と。だから僕はカラオケに行かないのです。

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記事タイトル:青い草。

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