脚本家は、肉が好き。
天才が二階から降ってきた。
投稿日時:2009/05/13(水) 14:43
TV用のシナリオを書き上げた夜、
うーん、酒が飲みたいかもしれない。
と思っていたら作家の三谷晶子さんからのメールで機宜を得まして。
僕の仕事仲間も来ると言い、
「それは打ち合わせができるね!」と向かう準備を。
しかも新宿ゴールデン街のとある店にいると言う。
それは「tomorrow」
「なぜそこに!?」
実はこの店で、照沼ファリーザさんの写真展をやっており、
「おお、それは実は前から見たいと思っておったんじゃ!」
とまったくもって偶然とは恐ろしいものです。
行ってみたら、えらいことになってました。
猫の額に足の踏み場もない感じ。
打ち合わせ時間、0秒。
そして極めつけがこちら。
左からみづなれい様、三谷様、そしてご本人降臨。
ベテランのAV監督はいるわ、
ファリーザさんは実は大沢佑香さんだわ、
医学生のファンが押し寄せるわ、
春です。
そして始終、AVトーク。
僕はその世界のことは何にも知らないので、
作品の作り方、
どんな現場なのか、その仕組み、
演出の仕方や、演技の仕方や、
俳優、監督としてのあり方、
果ては流通や撮影日数などなど、
ずっとずっと知りたかったことが山ほどあって。
監督さんや女優さんのお話に、もう、ずっと頷くやら膝を打つやら感銘するやら、
とても刺激的な夜を過ごしておりました。
最終的には、
「いい作品を作る」という行為や気持ちは、
突き詰めれば、
人間と人間のぶつかり合いであり高め合いであり、
それはやっぱりどこも同じなんだなあという深い感動まで覚えまして。
とくに、大沢佑香さんの生き様にすっかり痺れました。
男性脚本家36歳独身の貧相な想像力など、完全に凌駕しておられました。
一人の天才に見送られ。
これから僕は一体どこへ向かえばいいのでしょう……。
無重力です。
夜は短し、歩けよ脚本家。
そんな記念日。
記事タイトル:天才が二階から降ってきた。
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