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脚本家は、肉が好き。

もしり。

投稿日時:2009/06/28(日) 00:36

劇団タコあし電源、最後の劇団員、

志田健治(しだけんじ)がね、

シナリオでグランプリックスをゲットしたのです。

脚本家は、肉が好き。
「モシリ」は受賞作タイトル



「いやー、最近かれは役者業から離れてるからなあ」

と思って、7 Color Candlesの演出助手を探すときも最後に連絡したんだけど、

これが二つ返事でOKだったので、

「おかしい……」

と思っていたら、目覚めていたんですね、こっち方面に。



脚本家は、肉が好き。
掲載誌。毎月送っていただいております



で、7ccの脚本を堤さんと打ち合わせしているところに、


彼が突然スーツで現れたので、

「なんや、稽古で仕事クビになったから次の面接か?」

と尋ねたら、

「授賞式です」と言うので、

「志田っち、ボケがオモロなったなあ!」

と笑っていたら、本当に授賞式だったと。







それまでは、

「脚本なんか、なんぼでも教えたるど!」

と彼の肩に腕を回し、エラそうにのたまっていた私でしたが、

受賞の報を聞いた途端、

「お前にもう、教えることはない」

と言い放って逃げ去るこの小心者ぐあい。



テレビ番組も映画館も劇場も、数が限られてるんだ。
敵は少ない方がいい。キラン!





9年前の晩夏。

僕は糸井重里賞を受賞しましたが、

今では恥ずかしくてその脚本はお見せできません(映像化されてますが(笑))。


彼もきっと、そうなっていくことでしょう。



少なくとも、

「お父さんな、昔、脚本家を目指しとったんや」

と子供にこの掲載誌しか自慢することがないようなオッサンにはならないでほしい。





祝辞に代えて。

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