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脚本家は、肉が好き。

1Q84 BOOK 3

投稿日時:2009/07/01(水) 17:01

ページをめくる手が止められない。

御茶ノ水から乗った中央線で読んでいるなら、高尾どころか、名古屋まで行きたくなる。

さすがにそれはできないので、総武線(各駅停車)のまま新宿へ向かう。

そんな風にして上巻は読んだ。



そして昨日の夜、12時から。

朝まで一気にBOOK2(下巻)を読み切った。


脚本家は、肉が好き。

日本が抱えるありとあらゆる問題に言及する途中経過が面白すぎて

文章も、1ページに2回ずつひっくり返るくらい上手すぎて

ドキドキ・ニヤニヤしながら読んでいた。

まるで、これまでの村上春樹すべての総括のような小説だなと。







それでいて、

いつもはべらぼうに速い文字を読むスピードが、

文章に無駄がないのでものすごくゆっくりになる。







しかし。

そのあまりに切ない、救いのない、突然の幕切れに、

「こんな終わり方ってないよ!プロット間違ってるよ!春樹さん!」

と、独りでもんどり打っていた。

今朝、寝る前の話。








そして、起きた今。

はたと気が付いた。





これ、まだ終わってない!!





おそらく続きが来る。

BOOK3、そして、BOOK4と。


それで丁度、話が一年分になる。



それだ。


待とう。


最大の長編の完成を。





そんな記念日。

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