脚本家は、肉が好き。 2009/6/20
剥き出しの。
投稿日時:2009/06/20(土) 04:00
37歳は、「剥き出しの歳」にしたいと思います。
不惑が近づいてきているので、
いまのうちに思いっ切り惑っていきたいとも思います。
僕の本心の中で、全くぶちまけることができない部分がありまして。
そういうところも、少しずつでも出していけるようになりたいなあと。
そしていつしか剥き出しに、ね。
「感情の解放」です。
ああ、「古い脳」で生きてみたい。
しかし酔って説教する癖だけは治したい。
今書いている作品は、具体的な発注を何も受けてない作品で。
生まれて初めて、「応募」する脚本を書いています。
急な話だったので、過去数年分の企画書なんかを引っ張り出してきて、
何か募集主旨に合うものはないかと探したり、
「以前出してくれたあの企画がいいよ」
とかアドバイスいただいたりしたんですが、
どうしても納得がいかず、
全く一から、書き下ろしております。
「好きにしていい」
と言ってもらえたし、
どうせ書くなら(そして選考に落ちる可能性だってすごく高いのだし、落ちたらお金もらえないし、けれど万が一通ったら自分で監督できるなので)
チャレンジするモノを書きたい!と。
そう言えば、好き勝手な作品、自由気ままな作品を
ここ何年かあまり書いていなかったなあと。
自由に書かせてもらったのは、去年だと「斜塔」「3」「キスしてほしい。」かな。
結構書いてんじゃねえか。
この幸せ者め。
でも、何だか今の心境が、
まるで劇団に新作を書き下ろしていた頃のようで、
とっても懐かしく、そして新鮮であります。
この一年は、どんな作品を残せるでしょうか。
お楽しみにしていてもらえると、嬉しいです。
そんな記念日。
2009年6月
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