脚本家は、肉が好き。 2008/10
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しかない。
投稿日時:2008/10/23(木) 01:02
やっぱり二日で仕込むのは大変ですなあ。
早く偉くなって、
仕込み日が三日ある大物になりたいと思っている程度の小物の岡本です。
(本当の大物は三日どころではなくすげー長い期間、"劇場で" 稽古します)
兎にも角にも、頭から最後まで場当たりは終わった。
俳優と
美術と
音響と
照明と
演出を
すべて同時に、
「せーの、どかん!」
と合わせて作り上げる作業だ。
誰か一人でも間を外すと恐ろしいことになる「演劇」。
生だからこそ、生でしかできないことの究極を目指して。
劇場で使える時間は、
本番まであと8時間半。
その間に、綿密に、大胆に、作り上げていく(しかない)。
がんばる!(しかない)
今日はとうとう本番。
楽しみにしていて下さい。
そんな記念日。
役者が揃う。
投稿日時:2008/10/21(火) 23:44
13時に初台に着き、
交番前のソバ屋へ直行。
ずっと密かに楽しみにしていたのだ。
ここはかき揚げが旨すぎる。
タマゴ載せてね。
新国立劇場に着くと、近藤と中村発見。
またもや誕生日プレゼントを渡し損ねた。
ってか、持って行ってなかった。
セットが建つ。
今回も美術の木村文洋さんの才能に感謝。
あれは普通のセンスでは出せない色だ。
思わず拍手してしまった。
セットが8割がた建つと、照明が灯り始める。
細かい微調整をしながら、シュートしていく。
藤田典子さんとは長いけれど、
今回ほど、彼女のあの卓越した色のセンスが観られる舞台もないだろう。
照明がある程度進行すると、
今度は音が出始める。
僕の演出は、音が決め手だと誰かが書いていたのを読んだことがある。
なるほど、と思う。
小屋入りの日は、
各セクションの長と、
一つ一つチェックしていく過程が好きだ。
みながプロで、真剣で、舞台を少しでもよくしようとしてくれている。
そんな姿がたまらない。
明日は俳優部がやって来る。
これで"役者が揃う"。
そう言えば、今日は永山たかしさんと肘井美佳さんとDAIZOさんが差し入れにきてくれた。
休みの日なのに、
嬉しいのである。
かれこれ二年くらい前に出した企画が、
今こうして、明日から開演しようとしている。
いい公演になればな、と心から願う。
そんな記念日。
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