脚本家は、肉が好き。 2009/2/11
急行の下り電車、まつ君に、手を振る僕。
投稿日時:2009/02/11(水) 04:27
先日、毎日新聞で記者をやってる元同僚と食事に行きまして。
「ひきこもり」をずっと取材しているらしく、
なかなか悩みが多く、大変そうだった。
記事を書くのは、
社会正義のためであったり、
取材対象を救うためであったりするが、
正直そこまでの力が本当に新聞にあるのか、とか、
それを飛び越えてでも記事にすべきなのか、とか。
本当に救うべき対象に限って、取材すら断られる、とか。
記者には記者の、
作家には作家の、
悩みってのがあるんだなあと思った。
「同じ文章を書く仕事でも、
岡本の場合は資本を回収する(あるいは儲ける)という
目的が明確な分だけ、健全だ」
作家の持つべき芸術性やメッセージや、
記者の持つべき社会性や使命感みたいな、
ある意味"青い"話を飛び越えた"健全"という論点に、
「失礼な!」という前に
「なるほど」と納得してしまった。
噂では、ヤツは優秀な記者なようだ。
だからこそ、なんだろう。
そんな記念日。
2009年2月
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