脚本家は、肉が好き。 2008/12/14
かっこん。
投稿日時:2008/12/14(日) 05:07
今日もDUSTはハードでした。
11時からパンフレットの撮影
(めっちゃカッコええねん。いいなあ……)。
これが3時くらいまで続いて、
その間に僕は音響打ち合わせと、
美術打ち合わせ。
美術家木村文洋氏との間では、
なぜかいつも僕がグランドプランを考えることになっていて(笑)。
斜塔も、もんしろも、スイッチも、阪神淡路大震災も、キスしてほしいも……全部ですw。
僕が考えるのは美術プランと言っても、
今回のコンセプトはこれにしましょう、とか、
こういうアイデアで演出を統一したい、とか、
だいたい大きさはこんくらいで、とか、
どういう機構がどの辺にあって、とか、
そういうことを考えるわけです。
(それを美術プランともいうらしい(笑))
もちろん、緻密なデザインとか色合いとか立体化とかそういうのは全部お任せです。
どうやら普通はそうじゃないらしいのですが、
(美術家が一からプランを練って持ってくるところから始まるらしい)
僕は実はこのやり方が実に楽しくてですね。
毎度まいどかなり楽しませていただいております。
このやり方でないとむしろイヤです(笑)。
だって、バスの屋根を宙づりにして下さい、って言ったら、
してくれるんですよ!?
そんな方他にいらっしゃいません。
ここだけの話をひとつ。
スイッチを押すとき(新国立劇場)の舞台の形、
あの角の丸い正方形は、
実は当時iPhoneがアメリカで出たての頃で、
iPhoneの画面にあるアプリのアイコンを見て着想を得ました。
人間、どこからどんな発想をするか分かったもんじゃありません。
で、それをお伝えしたら、
各キャストを表現したあの白いラインが引かれたわけです。
あれこそが、まさに木村氏の真骨頂で。
実にクール。
僕はあれがすごい好きで。
プランを見せていただいたときにとても興奮したのを覚えています。
なので、各キャストがスイッチを押すときに光らせたわけです。
(DVDデ、カクニンセヨ)
さて同じ山田悠介先生原作である"DUST"の美術セットですが、
今回もまた僕が考えた構造をお伝えして、
プロデューサーからもOKをいただきました。
めちゃめちゃカッコええっすよ。
我ながらですが。
素舞台なんだけど、素舞台じゃない。
ちょっと仕掛けがね。
うふふ。
毎度のことですが、舞台の仕掛けを考えるのは、至福の時です。
稽古はその後、
感情解放のエチュードをして、
3曲の新曲を稽古して、
芝居の稽古は21時半くらいまでだったかな。
途中頭痛と肩こりでイブと葛根湯をぐいっと。
葛根湯は効きますなあ。
さ。
明日も張り切って参りましょう。
そんな記念日。
2008年12月
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