岡本貴也まとめサイト

長いブログはダメだ！

一つの台詞に言いたいことは一個しか書いちゃダメだって書いてあったでしょ！



スイッチを押すとき的な木漏れ日。



ブログもゴールデンウィークです。

頑張って更新していきましょう！

（出掛けろ！）

（クレジット）
喫煙具であるキセルは端（雁首）と端（吸い口）が高価な金属で出来ていて真ん中の長い管（羅宇）は安い竹でできているので両端だけ料金を払う不正乗車のことをキセルというのだということをとある稽古場で言ったら俳優が全員知らなかったことに甚大かつ破壊的なショックを受けた経験を持つ岡本貴也です。

（起）
我が国は義務教育で音楽と美術があるのに演劇の授業がない。

これはゆゆしき事態でそれが現代演劇における……なんてのはまあいいや。

（承）
あったらあったで僕みたいな小心者は恥ずかしくて嫌で嫌でしょうがなかった事でしょう。

とにかく学芸会の劇が大嫌いでしたので。

「なんで僕がこんな所に立たされて、衆人環視のもと、決められたことを言わねばならぬのだ。しかも表情や言い方が違うとか怒られてまで。知らないよそんな昔の爺さんの気持ちなんて！」

と死にたいくらいにいやで、

台詞の一番少ない役を探しておりました。



（転）
「物語は起承転結だ」という教育もどうかと思うこの頃で。

起承転結は4行で書く絶句漢詩のシステムであり、

物語を作るシステムぢゃないことにハタと気付いたのは作家になってから。


ビジネス文書や記事などを書いたりしていて、
承ってなんだ？
人物を紹介すればいいのか？
それはあまりに退屈ではないか？
ってかそんな形式の小説や映画を見たことがないぞ？
とか。



（ミッドポイント）

晴れたからギター



（序）
絶句の起承転結、雅楽の序破急、演劇の3act。

いろいろあるようですが、
どの言い方もしっくり来てないのが正直なところ。

（破）
ある本では、ドラマは「起 承承承承承承承承承 転 結」なのだ！
と書いてあったが、それは物言いとしておかしい。

「起 承 転転転転転転転転転転転転転 結」なのだ！
でもいいじゃないか。
こっちの方が実際に近い。

しかも、起と承は一緒にやるのがいい、とまで書いてある。

なんだそれは！（←クライマックス！）



（3rd act）
映像作品や現代演劇は、実は冒頭とクライマックスが短く、

その間にある「真ん中」が異様に長いのです。

けれど、この構造を的確に言い表す言葉がないのです。

そんなキセルのような構造を。




（蛇足）
端っこから火を点けて、
長い管を通って、
最後に味わう。


（煙）
　ぷっはあ。

とエンドロール。



（キメ台詞）
そんな記念日。

メーデーに、団結したいと、独り部屋。

岡本貴也です。




飛行機の遭難信号のメーデーは、【仏】M'aider（助けての意）。

大いに叫ぼうではないか。

メーデー！

メーデー！！





こんなつまらないことばかり書いている私にだって、

脚本家として一つくらい長所があるんです。

それは……。

台本に誤字脱字がほとんどないこと！

ああ素晴らしい。

（作品に何の影響もない）













さてと……。




準備稿が刷り上がって来ました。


いつの頃からかシナリオはナンバリングがされるようになりまして、

そのNo.1をいただきました。


今月中旬からクランクインとのこと。





とうとう最終号か……。感慨深いなあ。

（初めて買ったくせに）


いい見出しです。

「日本への遺言」





最近読んだ小林美佳さん、森山風歩さんの本が衝撃でした。

世界は広いのだと思い知らされる毎日です。





政治、司法、ときたので、そろそろ、

学生の頃最も嫌いだった「経済」に手を付けてみたいと思ってます。

でもすぐに飽きると思います。

表紙だけ替えて宇宙の本とか読んでると思います。



とかく社会科目が大の苦手で、

「歴史」なんて、もうほとんどあきらめています。

「地理」は、地球儀を買って誤魔化しました。


ちなみに高校の社会科目は、

「倫理・政治経済」を取っていました。

理系学生がセンター試験を受けるにはこれが一番「覚えることが少ない」のです。

おかげで早稲田大学に入学できました！

（センター試験が関係ない）
（京都大学は落ちている）



そんなMayday。