脚本家は、肉が好き。 2009/9
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インスタレーション。
投稿日時:2009/09/17(木) 13:24
うちにある美術書たちをすべて引っ張り出して、
絵を見たり、彫刻やインスタレーションを眺めたりして参考にしています。
「なんだよインスタレーションって。よく分かんねえよ!」
とか言いながらね。
するとね、
何やらかっちょいいものがほしくなるのです。
我が家に新たに加わったペン立て。横差しなので選びやすい
だいぶんと部屋がスッキリしてきたのはいいけれど、
今月のカードの請求が、しゃれにならんです。
執筆中の物欲をなんとかせねばなるまい。
買ってしまった哀しみに。
そんな記念日。
美術打ち合わせとは。
投稿日時:2009/09/17(木) 12:54
美術打ち合わせがね、
ひじょ~に上手く行ったのですよ。
4人集まれば文殊の知恵ですな。
美術打ち合わせは、かようなメンバーで行われます。
・演出家……テキトーに「俺こんな感じがええと思うねーん」とテキトーなイメージを放り投げるテキトーな末っ子。
・美術家……演出家が放り投げたあまりにテキトーなイメージを、具体的に現実的にそして、よりアートに仕上げていく、センス命のかっこいい次男。図面を引き、色や材質を決め、大道具さんに発注する。テキトーな演出家が稽古の途中でプランを変えると、この発注が遅れ、てんやわんやになる。
・舞台監督……どうすればイメージが具現化するかを劇場というハードウェア面から考察する長男。各劇場には鬱陶しいほど多くのルールがあり、演出家が思い付いちゃったアイデアが実現可能かどうかを探り、時には劇場と協議するしっかり者。実は小道具は美術家ではなくこのチームが作る。
・プロデューサー……テキトーな演出家の暴走を止める両親(良心)。財布も握っている偉い人。
そんな感じで、今日は執筆の日。
美術の時間。
投稿日時:2009/09/16(水) 14:19
これから「abc」の舞台セットの打ち合わせなんだけれど、
どうしましょう……。
何も浮かばないぜ。
もちろん、いくつかアイデアはあるんだけれど、
どれも決め手に欠けるというかな。
予算もあるしね!
美術家さんが何かアイデアあるといいなあ。
丸いからなあ、劇場。
とにかく、お楽しみに!
行ってきます!
トとセリフ。
投稿日時:2009/09/16(水) 00:27
すごいなあ、生業って。
だいたい一日10000字が脳の限界みたい。
舞台だと30分。映像だと40分くらい。
「それって何枚?」
と聞かれたことがあるんだけれど、
「何に書いた場合ですか?」
と聞き返してしまった。
いまどき原稿用紙に書いてる人は数人しかいないし、
パソコンで数えられる文字数は、
空白なしのビッシリの文字数なのでありますよ。
巡り合わせとは違うけれど、
なんだかタイミングの良さというものが、ある。
今書いている戯曲は、
・数百年前のお話。
・京都を中心としたお話。
そんなもの、パッと書けと言われても、まず情景も浮かばないし、世界観も浮かばない。
それを脳内に作るだけでも2日はかかる。
が、だ。
たまたま最近読んでいる(た)本が、
・「有頂天家族」森見登美彦……この方は京都の話ばかり。選ぶ地名が素敵。
・「始祖鳥記」飯嶋和一……江戸時代の話で、服装や町並みの描写が精密。
地理は浮かぶは、情景は浮かぶは、なんだかバッチリではないか。
↑うちの読書部屋。別名トイレ
トイレでは、
「よくわかる医薬品業界」を読み終え、
「マンキューの経済学入門」を未だに読んでいるのだが、
これは全く執筆に関係ないみたい。
脚本にはセリフとト書きがあるけれど、
・大きい「ト」という字は必ず左を文字ヅメしないと格好悪い。
・サンセリフは、セリフのない脚本のことではない。
最初の一文字だけ大きくする文字組のことを何というんだったか。
そんな記念日。
ー|。
投稿日時:2009/09/15(火) 15:03
無理やりは大事です!
何もない。
何も書くことがない一日ではないか!
じゃあ原稿でも書いてろ!
お出かけしたいなあ……!
某・大物脚本家M氏、曰く
「〆切り? 一週間くらい遅れるでしょ普通。どうにかなるよ」。
某・大物構成作家S氏、曰く
「早くてつまらないのと、遅くて面白いの、どっちがいい?」。
それを聞いた某・小物くされ脚本家O氏、曰く
「よし!鼻くそほじって屁こいて映画でも観て寝よう!」。
しかしかつて。
僕の師匠は言いました。
「私は600本書いてきたけど、一本も〆切りを破ったことがないのよ」
ひいいい。
お師匠さま!
働きます!
そして、
あなたのような人を師と仰いだのが間違いでした!
今日の教訓。
ブログに書くことがない日は、原稿を書けばよいらしい。
そんな記念日。
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