岡本貴也まとめサイト

写真はですね、


１に構図

２に露出（シャッタースピードと絞り）

３

４がなくて

５にピント



と中学のとき教わりました（雑誌で）。


とにかく構図だ！

と。



それでこれかよ！（本日唯一の写真。信号待ちの隙に）




あと、何が撮りたいのかを明確にせよ、とも書いてありました。

一つの写真に、メインは一個しか入れるな、と。

あとは前景であり、後景でしかないと。

あれもこれも見せようとするなと。

脚本と同じです。

1シーンには、1個の出来事しか書いちゃいけません。




それと。三分の一ラインという基本がありまして。

フレームの横を区切る線（水平線や壁のラインなど）は、真ん中に持ってこずに、

上か下かに寄せろと（書いてありました）。



あと、線で言えば、

背景にある横線（壁とか何でも）が、その前にいる人物の首を横切るのもよくないと。





しかし携帯カメラは構図ばかり気にしていると、

オートだから上手く露出が合いません。


構図に空を入れすぎたり、

居酒屋なんかで照明の光源がフレームに入ったりすると、

撮りたい物が暗くなってしまうのも注意ですな。




暗い店内では、人物が動いて明かりに入るのがベターっす。

夜の街だと、自販機側から撮ると、自販機の明かりが人物に当たって良きかな。






携帯カメラや簡易デジカメはレンズがわりと広角なので、

とにかく撮りたい被写体に寄る！

とくに人物を撮るときは、背景を出来る限り少なく。

ヒップかウエストアップがちょうどよいかなと。






そうだ。

被写体は動かないのだから、カメラマンが動け、

とも教わったな。




カメラマンがじっとしてて、

「はい、寄って。入んないよ、もっと寄ってよ！」

とか言われると、

「お前が下がれ！」

と怒鳴りますから注意して下さい。



月と太陽は撮るな、とも教わりました。

どんなに頑張っても、ただの点にしか写らないぞ

と。



とかいいつつ、

写真を勉強したのはかれこれ20年以上前……。

中学の時は必死で雑誌を読みあさってましたなあ。

もちろんフィルムで。

トライエックスですよ、Tri-X。ロール缶で買ってくるんです。







写真部に入った時（中２）の予算が、年間5000円だったので、

僕と部長が、生徒会に入って全てを掌握、

次年度は文化系最高の5万5000円の予算をぶんどった記憶があります。



自分たちで現像もしたし、プリントもしてたし、写真展もやったし。

EV値からレンズの磨き方から印画紙の使い分けとか、いろいろ。

へったくそでしたけどね……。




そうだ！！！

ギターを覚えたのも暗室の中ででした。






写真でお金を稼いでたのは、

大学時代に結婚式カメラマンをやっていた事くらいかな……。



雑誌編集者の時代は、たいてい自分で撮らされてました。

僕はポジフィルムが好きでねえ。

あのシビアな感じが。

帰ってこい、コダクローム。





写真を始めたのは、絵を描くのが苦手だったからです。

あんな面倒な作業が、まっっっったく理解できませんでした。

シャッター押せばいいじゃん。

と思っておりました。


今では、絵が描ける人が羨ましくて仕方ありません。



書きすぎた。

急にそんな記念日。